米兵起訴で司令官らに抗議=性的暴行事件―沖縄県
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2025年05月02日 18:01 時事通信社

沖縄本島の米軍基地内で女性に性的暴行を加えるなどしたとして、海兵隊員の男が不同意性交と傷害の罪で起訴されたことを受け、沖縄県の池田竹州副知事は2日、米軍キャンプ・フォスター(同県北中城村など)を訪れ、海兵隊太平洋基地司令官のブライアン・ウォルフォード少将に抗議し、綱紀粛正の徹底や実効性のある再発防止策を講じることなどを求めた。
非公開での面会後、池田副知事は記者団の取材に「軍紀などの内部統制に疑念を持たざるを得ない」と米軍を批判。ウォルフォード少将は「県民に不安を与えたことに謝罪申し上げる。事件は海兵隊の価値観にはそぐわないと考えており、県警などの捜査には全面的に協力している」と述べたという。
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