
Q. コンビニでランチを済ませがちです。太りやすくなる食べ物はありますか?
Q. 「コンビニでランチを選ぶことが多いのですが、気付かないうちに太りやすい食事になっていないか心配です。どのようなメニューや組み合わせが太りやすいとされているのでしょうか?」A. 太いやすいメニューとしては「カップ麺+おにぎり」などがあります
コンビニで選ぶメニューによっては太りやすくなる可能性があります。太りやすくなるコンビニランチの例3つとその理由を紹介します。カップ麺とおにぎりの組み合わせは、炭水化物が重なって糖質の過剰摂取になりやすいです。カップ麺を選ぶ場合はカロリーが300kcal以下のものを選び、主菜や副菜としてサラダやサラダチキンを追加するのがいいでしょう。
唐揚げ弁当も太りやすい選択肢の1つです。コンビニの唐揚げ弁当はご飯の量が200g以上のものが多く、揚げ物によって脂質のとり過ぎにもつながります。代わりに、鮭や卵、ひき肉などを使った、タンパク質がとれる三色弁当を選ぶのがおすすめです。お浸しやカップみそ汁を加えると、ビタミンやミネラルも補えます。
また、大盛りのパスタも注意が必要です。炭水化物のとり過ぎになりやすく、具材が少ないことで栄養が偏りがち。さらに、炒めたパスタにはバターやオリーブオイルなどの油脂が多く含まれているため、できるだけスープ系やサラダ系のパスタを選ぶといいでしょう。
コンビニでのランチ選びでは、糖質や脂質の量に注意しつつ、主食・主菜・副菜をバランスよく取り入れることが大切です。ポイントを押さえて、日々の食習慣に役立てていきましょう。
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岡田 明子プロフィール
管理栄養士。特別養護老人ホームや病院での栄養指導・給食管理に携わったのち、2014年に一般社団法人NS Laboを設立。個々の生活習慣に合わせた的確な指導に定評があり、食事サポート実績は延べ1万人に及ぶ。『朝だから効く!ダイエットジュース』(池田書店)など著書多数。(文:岡田 明子(管理栄養士))