



他の保護者はボスママに文句を言わず、言いなりです。そして保護者やサブコーチ(1名)は、コーチにも言いなりなのです。何が一番イヤかって、ボスママ夫婦がコーチと一緒に、子どもたちのことを叱ることです。コーチに叱られるならともかく、なぜボスママ夫婦にまで指導を受けなければならないのでしょう。



私はユウに、ミニバスを続けているのがつらくないか聞いてみました。「う〜ん……タケルがいるから。それにバスケはやりたいし……」
ユウが寝てから、旦那に相談してみました。私はコーチの言い方もやり方も、ボスママ夫婦も、そしてそれに言いなりな保護者たちにも……すべてに違和感を抱いているのです。
入団の体験期間中は、コーチもボスママも優しかったので、これなら安心だと思ってしまいました。入団後に豹変したのです。
「でも、どんな習い事でも熱量や雰囲気が合わないところに、ムリしてしがみつく必要はないよ。ユウがバスケをしたいと言うのなら、他のクラブチームを探してみたらいいんじゃないの」と、旦那は言いますが、ともだちと離れたくないというユウの気持ちもわかるのでなかなか難しいのです。
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旦那は小さい頃からバスケを習っていたので、休日はユウと一緒にバスケをすることもありました。
今になって「ミニバスがしたい」と言い出したのは、ともだちのタケルくんに誘われたからでしょう。バスケもしたいし、タケルくんもいてほしい。だから他のクラブでは意味がないのかもしれません。
だったら、この最悪な環境の中でもガマンしないといけないの? ユウがここで頑張りたいと言うのならしょうがないことですが……。私はストレスが溜まる一方です。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙
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