2025年を象徴する“AI機能搭載コスパスマホ”になるか 「Google Pixel 9a」の概要を3つのポイントでチェック【2025年5月版】

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2025年05月03日 06:20  Fav-Log by ITmedia

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 Googleが展開するスマートフォンの「Pixel a」シリーズは、今やハイコスパモデルの代名詞となっています。

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 2024年に発売された「Pixel 8a」からは7年間のOSアップグレードが保証され、物価上昇の激しい昨今においても、一括購入、長期運用をするうえで魅力的な選択肢となりました。

 ここでは、Pixelシリーズの最新モデル新モデルの「Pixel 9a」について3つのポイントで紹介していきます。

●カメラバーが無くなってスッキリした見た目に

 新モデルの「Pixel 9a」では、前モデルの「Pixel 8a」と比べて、デザインが大きく刷新されています。 

 Pixelシリーズの象徴でもあった背面カメラ周りの「カメラバー」という構造が無くなり、全体的にフラットでクセのない見た目に洗練されました。

 こうした変化によって、端末の外観がスッキリし、老若男女問わずに手を伸ばしやすい雰囲気になりました。

 ディスプレイは6.3インチ。IP68の防水・防じん性能も備えています。

 またカメラ周りのデザインがスリムになったことで、サードパーティー製の保護ケースの選択肢も増えるのではないかと予想されます。

 個性は薄まったものの、総じてより幅広いユーザー層に訴求力のある端末になった印象です。 

●「一緒に写る」が使えるように

 Pixel 9aはプロセッサーに上位モデルの「Pixel 9」と同じ「Tensor G4」を搭載。ミッドレンジモデルとはいえ、処理性能面での不安はありません。

 8万円以下の価格帯で「Gemini Nano」を搭載した唯一のモデルであることも特徴。豊富なAI機能を使えるのもメリットです。

 Pixel 9シリーズから新たに対応した、撮影者を交代しながら記念撮影を合成する「一緒に写る」機能にも対応しています。

 背面カメラは、4800万画素のメインカメラと1300万画素の超広角カメラを搭載しており、Aシリーズでは初となるマクロフォーカスにも対応しています。

 望遠カメラは非搭載ながらも、8倍までのデジタルズームが可能。AI補正を駆使して、ズーム時にもある程度ディティールを保つことができるので、写りは光学2倍の望遠カメラが備わったハイエンドスマホとそこまで差を感じません。

●販路と価格感

 Pixel 9aは、Googleストアで販売されるほか、NTTドコモ、au、ソフトバンクといった主要キャリアでも取り扱われています。

 Googleストアでの価格は128GBモデルが7万9900円(税込、以下同)、256GBモデルが9万4900円。カラーはIris(青系)、Peony(ピンク系)、Porcelain(白系)、Obsidian(黒系)の4色展開です。

 また例として、NTTドコモ(docomo OnlineShop)での販売価格を取り上げてみると、Google Pixek 9aの一括価格は、128GBモデルで7万9860円、256GBモデルで10万3510円となっています。

 一定期間後の端末返却を前提にした「いつでもカエドキプログラム」を駆使する分割払いでの負担額(1〜23回/月の合計)は、128GBモデルで4万260円、256GBモデルで5万8630円です。

 新モデルへの買い替え頻度が高い人ならば、端末購入補助プログラムの使用もありかもしれませんが、「Pixel 9a」が7年間最新OSで使えることを考えると、長期利用を見据えてGoogleストアでの一括購入も検討すべきでしょう。

 その場合、気になる新モデルが出てきたときに下取りを利用するという対応も可能です。

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