【京王杯SC予想】安田記念への切符をかけた戦い 速い馬場への対応力&瞬発力が求められるコース

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2025年05月03日 06:35  netkeiba

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京王杯SCに出走予定のママコチャ(撮影:下野雄規)
 優勝馬には安田記念への優先出走権が付与される前哨戦だが、このレースをステップに安田記念へと向かった馬は過去10年間で[1-1-1-22]。距離にすればわずか200mの違いだが、非根幹距離で行われるレースだけに距離適性を重視したいレースだ。東京競馬場芝1400mコースは向正面にある下り坂の途中からスタートし、ペースが上がる2ハロン目に上り坂があるため、極端なハイペースにはなりにくい。過去10年間であがり最速馬は[2-4-0-5]。速い時計への対応力と、最後に瞬発力を求められるコース設定だ。

 ◎ママコチャは一昨年のスプリンターズS優勝馬で、今春のオーシャンS優勝馬。前走高松宮記念は正攻法の競馬で勝ちにいき、1度は先頭に立とうかと言うシーンもあったが、最後は力尽きた。いまだトップスプリンターとしての能力を維持しているようなレースだったが、元はと言えばマイルで2勝、1400mで3勝。この距離で大きく割り引く必要はなさそうだ。背負いなれた別定重量56kgならGI優勝馬としての貫禄を見せて欲しい。

 〇ロジリオンは昨年のNHKマイルC3着馬。2歳時には京王杯2歳S2着の実績もある。4歳となった今年は京都金杯で0.1秒差3着のあと、洛陽Sで優勝。前走のダービー卿CTは初めて経験する中山マイルの大外枠、58.5kgのハンデに泣かされた。東京競馬場芝1400mは[2-1-0-1]で得意とするコース。背負いなれた57kgなら本来の力を発揮してくれるはずだ。

 ▲レッドモンレーヴは一昨年の優勝馬で、昨年はハナ差の2着馬。距離コースに不安はない。近2走は思ったような結果を残せていないが、前々走阪神Cは17番枠に泣かされ、前走のオーシャンSは初めて経験する1200mに戸惑った印象だ。得意とする舞台で見直したい。

 △シャドウフューリーはリゲルS優勝馬。東京競馬場は[3-4-1-3]で、中でも1400mコースは[3-3-1-2]と得意としている。前走の京都金杯は重賞初挑戦で1番人気。最後の直線で不利も受けた。改めて見直したい。

 他では重賞4勝△トウシンマカオ、追い込み鋭いカンチェンジュンガも怖い1頭だ。

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