「ギャルが仕込んだ」日本酒、ドンキ渋谷で販売　観光客に訴求

　“ギャルマインド”を軸に商品開発やPRを手掛けるCGOドットコム（東京都渋谷区）は、岩手県の酒蔵である南部美人（岩手県二戸市）とコラボ。「ギャルが仕込んだ」日本酒「YUICHU（ゆいちゅ）」をMEGAドン・キホーテ渋谷本店で販売している。インバウンド（訪日客）の人気が高い渋谷で、渋谷を象徴するギャルカルチャーと融合した日本酒を販売し、観光客に訴求する。

【画像4枚】“ギャル仕込み”日本酒、「YUICHU」（ゆいちゅ、ボトル3850円）　ギラついたデザインとなっている

　YUICHUは「ウチらの乾杯、YUICHUでしょ？」をコンセプトに、渋谷のギャルたちが仕込んだ日本酒。「YUICHU」での乾杯を起点に人と人とを結ぶ（YUI）酒（CHU）を目指して開発したという。価格は缶が180ミリリットルで880円、瓶は500ミリリットルで3850円。缶瓶合わせて約100本の販売を予定する。

　南部美人の五代目蔵元、久慈浩介氏は「日本らしさと渋谷らしさを兼ね備えた存在として、『ギャル』という渋谷を象徴するカルチャーに注目し、そのギャルがプロデュースした日本酒を通じて、サブカルチャーと伝統文化の融合が生み出すおもしろさを伝えていきたいと考えている」とコメントしている。