ソフトバンク・山川 (C)Kyodo News ソフトバンクは2日、ロッテとの試合(みずほPayPay)に4−3で勝利。9回裏に牧原大成の適時打で1点差に迫り、なおも二死満塁の好機で代打・川瀬晃の2点適時二塁打が飛び出し、サヨナラ勝利を収めた。
2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』では、チームは連敗を『5』で止めるも、この日3三振と復調の兆しが見られない鷹の主砲・山川穂高をクローズアップした。
この日の山川の打撃について解説で出演していた佐伯貴弘氏は「今日の三振を見ていても、外の変化球をストレートを振っているかのように空振りしているんですよね。いい時だと顔がちゃんとついていくんですけど、全然タイミングが合わないストレートのような感覚で振っているんですよね。これがちょっと心配ですね…」と話すと、
続けて「山川選手のいい時の感覚というのはバットのヘッドと自分の目線が、一瞬当たっているところを見てから飛んで行った打球を見ている。今の山川選手はバットのヘッドと自分の目線が同じ方に向いていく。大雑把な言葉で言うと見切りが早いとか、顔を振るのが早い。微妙な差にはなりますが、それがアウトコースの判断が出来ていないんじゃないかと思います」と打撃フォームを分析した。
同じく解説の片岡篤史氏は「配球を見るとすべて変化球なんですよね。山川選手も強く打ちたいということで気持ちがレフトにいっていると思うんです。相手はそういうことを踏まえて配球してくるので、ちょっと我慢ですよね。ある程度ヤマを張って変化球を狙うと。バッテリーも狙われると嫌なもので、思い切って変化球を狙う、またボールを我慢するだったり。ホームランバッターに対しては、ボール球を振らせたいといったバッテリーの考えもありますので、そこを我慢できるようになると、また内容が変わってくると思うんですよね」とアドバイスをした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』