マンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)戦を振り返った。2日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
プレミアリーグ第35節が行われ、マンチェスター・シティは本拠地『エティハド・スタジアム』でウルブスと対戦。公式戦8試合無敗のホームチームとリーグ戦6連勝中のアウェイチームによる一戦は、35分にケヴィン・デ・ブライネの得点でマンチェスター・シティが先制する。その後は一進一退の攻防が続いたものの、試合は1−0で終了。勝利を収めたマンチェスター・シティが勝ち点「3」を積み上げ、暫定3位に浮上した。
好調を維持するウルブスを撃破し、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向け、貴重な白星を掴んだマンチェスター・シティ。試合を振り返ったグアルディオラ監督は、「CL出場権獲得という点では結果は良かった」と喜びを口にしつつ、「次の9ポイントに集中する。もし9ポイント獲得できれば出場権は手中に収まる。前進あるのみだ」とプレミアリーグの残り3試合に対して意気込みを語っている。
また、対戦相手のウルブスを、「彼らは素晴らしいチームだ。フォーメーションもプレーの質も、フィジカルもスピードも本当にすごい。信じられないようなチーム」と称賛。「正直言って我々は苦しんだし、相手に多くのチャンスを与えてしまった。今季あまりなかった運の良さにも助けられた。先制点の後はプレーが良くなり、シンプルなことをしっかりできた。結果は非常に重要だった」とゲームの内容を総括した。
さらに、この試合で決勝弾を挙げたデ・ブライネについて、「ただただ感謝しかない。クリスタル・パレス戦(第32節)では2点ビハインドの中でチームを救い、今日もまたゴールを決めてくれた。こういう形で試合が終わって嬉しいし、『エティハド』でもう1試合残っている」とコメント。すでに今季終了後の退団を発表した同選手だが、「彼のような選手の代わりを見つけるのはほぼ不可能だ。彼のパフォーマンスは単なるパフォーマンスではない。長年にわたり、ファンの心に深く刻まれてきた存在だ」とデ・ブライネの能力と功績を称えている。