2戦連発中の三笘薫に先発復帰の可能性…ブライトン指揮官「選択肢の1つ」

　ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督が、日本代表MF三笘薫の先発復帰の可能性に言及した。2日、地元メディア『Sussex World』が伝えている。

　今季ここまでプレミアリーグでは33試合に出場して9ゴール3アシストを記録している三笘は、先月5日に行われたプレミアリーグ第31節のクリスタル・パレス戦でかかと付近を負傷した影響で、第32節のレスター戦は今季初のベンチ外となり、今季唯一の欠場を余儀なくされた。それでも、第33節のブレントフォード戦に途中出場して復帰を果たすと、同試合を含め、現在途中出場から2試合連続ゴール中となっている。

　4日に第35節のニューカッスル戦を控えているなか、三笘の状態について聞かれたヒュルツェラー監督は「彼は選択肢の1つだ。彼と他の選手たちは長い間プレーできない時期があったが、先発出場できる状態だよ」と先発復帰の可能性を示唆しながら、三笘にはもっとゴールが奪えるようなポジションに立つことを要求していることを明かした。

「選手として、ペナルティエリア内にいる必要があることを理解することが重要だ。ペナルティエリア内には、最も多くのゴールが生まれる明確な場所がある。その場所にいなければ、得点は生まれない。もちろん、そこに走ってもボールをもらえないことはあるが、こうした走りを繰り返す回数が増えれば増えるほど、相手チームのペナルティエリア内にいる時間が長くなり、得点率も高まることになる」

「私たちは選手たちにその意識を植え付けようとしている。三笘が直近の2試合で得点した場所を見れば、同じような場所だ。私たちはそれをトレーニングしていて、選手たちにその場所にもっと入り込ませようとしている」