ドジャース・山本由伸、6回1安打無失点の好投で今季4勝目の権利 月間MVP初受賞を飾る圧巻投球で防御率「0.90」
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2025年05月03日 10:06 ベースボールキング

先発登板した山本由伸(写真=GettyImages)◆ 6回二死までノーヒットの圧巻投球
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)が現地時間2日のブレーブス戦に先発登板。6回無失点と好投を見せ、勝利投手の権利を持って降板した。
試合前にナショナル・リーグ3・4月部門の月間最優秀投手に選出された山本は初回、二死から四球で走者を出しながらも無失点の立ち上がり。2回表、先頭の5番マーフィーに打球速度106.4マイル(約171.2キロ)痛烈なピッチャー返しを浴びるも、好反応を見せて投直。後続も打ち取って三者凡退に抑えた。
3回表は2三振を奪うなど三者凡退。打線が1点を先制をした直後の4回裏には、一死から四球で初回以来の走者を背負ったが、4番オルソン、5番マーフィーの中軸を連続三振に仕留め、援護に応えた。5回裏も三者凡退と好投を続け、無安打・無失点で試合を折り返した。
2点リードの6回裏、二死から2番ライリーに右中間への二塁打を浴び、この試合初安打を許した。二死二塁のピンチでここまで2四球と手強い3番オズナを迎えたが、落ち着いて三ゴロに打ち取り、リードを死守。この回限りでマウンドを降りた。
この試合の山本は6回91球を投げて1被安打、2四球、6奪三振、無失点という投球。自身初、日本人投手5人目の月間MVP受賞を飾る好投を見せ、今季防御率をMLB全体トップの「0.90」に低下させた。
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