去就に注目が集まっている板倉滉 [写真]=Getty Images ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉は、今夏から来夏に同クラブを離れることになるようだ。ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在28歳の板倉は川崎フロンターレの育成組織出身で、2015年にトップチームに昇格。ベガルタ仙台への期限付き移籍を経て、2019年1月にマンチェスター・シティへ完全移籍で加入したが、そのままフローニンゲンやシャルケにレンタル移籍となった後、2022年7月にボルシアMGに完全移籍で加入した。
今シーズンはここまで公式戦31試合出場で4ゴール1アシストを記録するなど、中心選手として活躍しており、ボルシアMGでは公式戦通算78試合出場で7ゴール3アシストを記録している。
そんな板倉の現行契約は2026年6月30日までとなっているため、去就には注目が集まっているが、移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、ボルシアMGは公式発表していないものの、同選手は契約を延長する意思がない模様で、今夏の移籍、または来夏のフリー移籍が予定されているという。
板倉の契約には1000〜1500万ユーロ(約16〜25億円)での契約解除条項が設定されているほか、かつて所属していたマンチェスター・シティもこの夏の契約解除金と同額の金額で獲得できる権利を保有しているようだ。
今後の動向には注目が集まっているなか、バイエルンへの移籍の噂は今のところ確証がなく、交渉は行われていないという。なお、板倉自身はプレミアリーグへの移籍を希望していることも伝えられているが、果たして同選手は今夏に移籍することになるのだろうか。