今季絶望となったベリヴァル [写真]=Getty Images トッテナムで再び負傷者が続出する事態となっている。2日、クラブ公式サイトが伝えている。
今シーズンは負傷者の多さに悩まされてきたトッテナム。終盤の戦いに向けて離脱者の数は少なくなってきていたものの、5月1日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝・ファーストレグのボデ/グリムト戦(○3−1)前に、スウェーデン代表MFルーカス・ベリヴァルが足首を負傷したほか、同試合ではイングランド代表MFジェームズ・マディソンと同代表FWドミニク・ソランケが負傷交代を余儀なくされていた。
状態に注目が集まっているなか、トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は「ベリヴァルに関してはケガの程度が深刻で、おそらく今シーズン残りの試合は欠場することになるだろう。足首のじん帯を痛めた」と今季絶望となる可能性を示唆しながら、次のように続けた。
「よくあるケースだ。タックルではなく、彼は1人でプレーしていた。ただ、ターンしようとした際に足首を痛めてしまった。(今季序盤の)ソランケや他の選手がトレーニング中に経験したようなケースだ。こういったことはよく起きることだ」
また、大腿四頭筋に違和感を感じたというソランケの状態については「それほど悪くない」と明かしたポステコグルー監督は「昨夜はケガからの痛みがまだ少し残っていたけど、深刻なものではないと考えている。週末の試合に出場できるかは疑わしいが、先ほど言ったように、すぐに回復することを期待している」と軽傷であることを明かした。
一方、ひざの違和感で交代となっていたマディソンは当初、深刻ではないと言及していたポステコグルー監督だが、「マディソンの方が少し心配だ。ひざのケガだからね。検査を受けさせる予定で、結果を待つだけだ」と語った。
なお、足の負傷で直近5試合を欠場している韓国代表FWソン・フンミンの様子についてもポステコグルー監督は「ソンは回復に向かっており、まだ個人練習を続けているけど、芝生の上で練習していて、日に日に調子は良くなっている。木曜日まで様子を見て、出場可能か確認したいと思う」と復帰に近づいていることを明かした。