【陸上】久保凛、世界陸上代表に前進 静岡国際女子800mでV 今季自己ベスト2分00秒28

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2025年05月03日 12:15  日刊スポーツ

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女子800メートル決勝で優勝した久保(撮影・足立雅史)

<陸上:静岡国際陸上>◇3日◇袋井市・小笠山総合運動公園静岡スタジアム◇女子800メートル3組(グランプリタイムレース決勝)



女子800メートル日本記録保持者の久保凛(17=東大阪大敬愛高3年)が同種目に臨み、全体1位となった。今季自己ベストとナル2分00秒28で、今年9月に開催される世界選手権東京大会の開催国枠エントリー設定記録2分00秒99を突破。代表へ前進した。


「標準を切るのを目標にしていました。タイムを見た時は『悔しいな』って思いました。でも開催国枠は切れたので、次は1分59秒を切りたいです」


久保は高校2年生だった昨季にブレーク。6月の日本選手権で初優勝すると、同7月には日本女子初の2分切りとなる1分59秒93をマークし、19年ぶりに日本記録を更新した。


今季も1月から記録会に出場。3月には1000メートルで2分40秒23をマークし、U20&U18の日本新記録を打ち立てた。高校3年に進級後の4月の金栗記念800メートルでは2分2秒58をマークしていた。


今季の目標には、今年9月の世界選手権東京大会での入賞を掲げている。内定条件は参加標準記録(1分59秒00)を突破した上で7月上旬の日本選手権で3位以内に入ること。世界ランキングや8月24日までに開催国枠のエントリー設定記録(2分00秒99)を突破した場合も、他の選手の成績や条件次第で代表入りの可能性がある。【藤塚大輔】

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