パリFCが47季ぶりのリーグ・アン復帰!…大富豪アルノー家やレッドブルが株主

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2025年05月03日 13:07  サッカーキング

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1部復帰を決めたパリFC [写真]=Icon Sport via Getty Images
 リーグ・ドゥ(フランス2部)第33節が2日に行われ、パリFCの自動昇格が決まった。

 2位のパリFCはマルティーグと2−2で引き分けたものの、勝ち点差「4」の3位メスもロデーズ戦でドローに終わったため、パリFCは1試合を残して自動昇格圏内の2位が確定。首位ロリアンに続き、2025−26シーズンのリーグ・アンに参戦が決まった。

 パリFCは1969年に創設され、1970年にスタッド・サンジェルマンと合併してパリ・サンジェルマン(PSG)が誕生。1972年から再びパリFCとPSGに分離した。PSGがフランスを代表する強豪となった一方、パリFCは1978−79シーズンを最後にトップリーグから遠ざかり、長らくアマチュアリーグを舞台としていた。

 2017−18シーズンからリーグ・ドゥに定着。1部昇格を目指すなか、2020年夏からバーレーン王国がバックに付く。そして2024年11月、『LVMH』や『ディオール』の大株主として知られるベルナール・アルノー氏らのグループが「52.4パーセント」、大手飲料メーカー『レッドブル』が「10.6」パーセントの株式を取得し、パリFCを買収した。強大な庇護のもと悲願の一部復帰を果たし、来季のリーグ・アンで“台風の目”となる可能性も十分にある。

 ちなみに、パリFCが来季からホームで使用する『スタッド・ジャン・ブーアン』は、PSGの本拠地『パルク・デ・プランス』と道一本隔てただけの文字通り「目と鼻の先」。久々に実現する“パリ・ダービー”にも要注目だ。

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