長期離脱となった(左)ジョタ [写真]=Getty Images セルティックに所属するポルトガル人FWジョタが、長期離脱となったことが明らかになった。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在26歳のジョタはベンフィカの下部組織出身で、2018年にトップチームデビューを果たした。2021−22シーズンにレンタル移籍でセルティックに加入すると、2022年夏に買い取りオプションが行使され、完全移籍となり、2022−23シーズンには国内3冠にも貢献した。
その後、2023年7月にアル・イテハド(サウジアラビア)に完全移籍すると、2024年8月にはレンヌ(フランス)に完全移籍となった。そして、今年1月に日本代表FW古橋亨梧と入れ替わる形でセルティックに復帰を果たしていた。
そんなジョタは今季ここまでセルティックでは公式戦16試合出場で5ゴール2アシストを記録していたなか、スコティッシュ・プレミアシップ4連覇を決めた4月26日に行われた第34節のダンディー・ユナイテッド戦(○5−0)に先発出場していたものの、35分に負傷交代となり、試合後に行われた優勝セレモニーには松葉杖姿で登場していた。
状態に注目が集まっているジョタだが、セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は「彼にとっても、私たちにとっても良いニュースではない」と同選手が長期離脱の見込みとなったことを明かした。
「それほどひどくは見えなかったけど、ひざの検査を受けた結果、おそらく6〜9カ月は欠場するだろうと思われる。十字じん帯を損傷したほか、その他の部位にも少しダメージがある」
「彼は間違いなく前向きで冷静に受け止めている。サウジアラビアに移籍して数年間は厳しい状況だったが、今回の復帰は彼にとってさらに強くなって戻ってくるチャンスになるだろう。でも、間違いなく(今夏の移籍)市場に参入することになるだろう。いずれにせよ、そうなるだろうとは思っていたけどね」