ママスタ私はクミ(40代)。夫のヤスタカ(40代)と2人の子どもと4人暮らしをしています。今日は家族みんなで、先日オープンしたばかりのショッピングモールに遊びにきました。お目当ての衣料品店もオープニングセールを行っており、お得にお買い物ができて大満足! そのうえ、購入金額に応じて福引券を配っていたのです。ひとり1回ずつ福引ができるほど買い物をしたため、「誰かなにかしら当たったらいいな……」なーんて思っていました。


この当選に大喜びしたのは夫でした。「ここでくじ運を使いたくなかった」と、ふてくされた息子にアイスクリームを買ってあげる代わりに、電気シェーバーをゲットしたのでした。

夫はさっそく、ダイニングテーブルに鏡を置いてジョリジョリとヒゲを剃りはじめました。


これまでT字のカミソリを使ってヒゲを剃ってきた夫。生まれてはじめての電気シェーバーの使い心地に感動しているようです。夫が言うように息子が福引で当てなければ、電気シェーバーを使うことなんてなかったかもしれません。

夫はすっかり電気シェーバーを気に入ったようです。その後、嬉しそうにお風呂に入り、就寝しました。そして私もそろそろ寝ようと思っていたところ、目に飛び込んできたのが……。
食後、キレイに拭いたダイニングテーブルの上にある、無数の黒い粒……先ほどウキウキ気分で剃っていた夫のヒゲが、そこらじゅうに散らばっていたのです。
久しぶりの福引に、家族全員がワクワクドキドキ。みな参加賞のティッシュを受け取るなか、ラストに引いた息子が3等を引き当てました!
電気シェーバーとわかったときのがっかり顔の息子とは対照に、ウキウキの夫。さっそく入浴前にヒゲ剃りをしていました。
私の父や祖父もみな、T字のカミソリを使っていたため、私自身も電気シェーバーを間近で見るのははじめて。こんなにヒゲが散らかるとは思いもしませんでした。
【中編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・煮たまご 作画・Ponko 編集・海田あと
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