前田日明氏、超有名暴走族“制圧”事件を明かしスタジオ震撼「バイクをバーンと蹴り倒して…」

元プロレスラーで「格闘王」と呼ばれる前田日明氏（66）が2日に配信されたABEMA「しくじり先生　俺みたいになるな！！」に出演。有名暴走族を“制圧”した事件を振り返った。

番組では、前田氏が08年、不良を更生させることを目指して立ち上げた総合格闘技大会「THE OUTSIDER」の話題に。同大会の会場で乱闘が相次ぐなどした話題になった。

その流れで、オードリー若林正恭から「何人もで（不良たちに）襲撃されたりとかはなかったんですか？」と聞かれた前田氏は、「2000何年だか」の話として、かつて東京・代官山の交差点で、超武闘派で知られた有名暴走族がたむろしていて、ほかの車両が通行できなくなってしまっていたことがあったと、暴走族の実名も挙げつつ切り出した。

そして前田氏はその時の様子について「夜中の2時ごろ、（前田氏が）ベンツを運転して帰っていて。（暴走族が道をふさいでいて）“明日、朝イチで新幹線乗らないといけないのにちょっと困ったな”と思って、“誰か（注意などをしに）行かないかな？”と思ったけど、行かないんですよね。“誰かが一番に（注意しに）行ったら（後から）ついてくるんだろうな”と思って、俺が（最初に車から出ていって暴走族のところに）行ったんですよ。で、ふと振り向いたら、誰も（ついて）来ないんですよ。ありゃー、と思って、“どうしようかな”と思って。“ここまで出て、あいつ1人で誰も来ないから車に戻りやがった”とか言われたらカッコ悪いから、これは行くしかないと思って」と振り返った。

そして「俺のベンツの前にいた、ちっちゃいバイクに2人乗りして鉄棒持ってこうやって（鉄棒を振り回していた）奴がいたんですね。で、バイクをバーンと蹴り倒して、“コラ！どけっ！”と言ったら、ワーッと（暴走族の仲間が）来たんですね。“これは変な風になったな。一番強そうなヤツを思いっきりシバいたらいいだろ”と思って、“こいつからシバくかな”と思ったら、ボスみたいなのがやってきて、“あ、前田さんですか？”って（気づいて言ってきた）。“うん、そうだよ”。（と答えたら）“あ、これは失礼しました。お前らどけどけ、前田さんの車、通してやれ”ってなって、通してもらったんですよ」と衝撃的な話を続け、出演者らは震撼した様子で騒然となった。

さらに前田氏は「俺、その話をあちこちで自慢したんですよ。ウソだろって言われたんですけど、その時のボスが（同暴走族の）偉い奴で、後々にその人の本（自伝的著書）を買ったら、その話が載ってました」と明かした。