リヴァプールを率いるスロット監督 [写真]=Getty Images リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、チェルシー戦に向けて試合前会見に出席した。2日、クラブ公式サイトが伝えている。
リヴァプールは、4月27日に行われたプレミアリーグ第34節のトッテナム戦に5−1で逆転勝利したことで5シーズンぶりのプレミアリーグ制覇を決めた。すでに優勝を決めた中で今シーズンは4試合を残しており、4日には敵地で5位チェルシーと対戦する。
スロット監督は今季の残り試合については「チェルシー、アーセナル、ブライトン、クリスタル・パレスといった強豪チームと対戦するのは嬉しいことだ。シーズンの終わりだが、すでに来シーズンの始まりであるとも考えなければならない。まずはチェルシーとのアウェイゲームだ」と今後の戦いに向けて意気込みを口にした。
また、かねてより今季一番苦しんだ試合は2−1で勝利したものの、第8節のホームでのチェルシー戦だったと語っているスロット監督は、12月中旬には首位に迫られる2位にまで浮上していたチェルシーが、勝ち点「22」差で今季2度目の対戦を迎えることに驚いていることを明かした。
「シーズン序盤にチェルシーと対戦したけど、今の彼らとの差を見ると、本当に驚いている。ショックを受けているというよりも、ただ驚いている。なぜなら、当時のピッチ上ではチェルシーの方が優れたチームだったからだ」
「しかし、私たちは勝利への道を見つけた。それはそれほど必要な力ではなかった。なぜなら、ピッチ上ではほとんどの場合、私たちの方が優れていたからね。しかし、あの試合ではおそらく他のどの試合よりも苦しむことが多かった。だから、彼らにこれほど多くの勝ち点差をつけられたことはこのクラブ全員にとって大きな賛辞だと思う」