カップルがその場のノリで海外ウェディング?! 写真を日本の家族に送ったら騒動に…/義実家・家族人気記事BEST

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2025年05月03日 16:20  女子SPA!

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 女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「義実家・家族」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2019年5月20日 記事は取材時の状況)

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 普段と違って海外旅行中は、テンションもいつもより高くなりがち。そのせいか衝動的な行動を取ってしまうこともあるようです。

◆ラスベガス到着後に決めた現地での結婚式

 今から13年前、当時恋人だった旦那さんとアメリカ旅行に出かけた藤倉心美さん(仮名・41歳/専業主婦)は、旅先で結婚式を挙げたとか。けれども、海外ウェディングを行う予定はまったくなく、その場の思いつきだったそうです。

「ラスベガスに着いた後、彼が思い出したように『当日申し込んでも結婚式を挙げられるところが多いらしいよ』って言ったんです。

 それで当時人気だった女性歌手のブリトニー・スピアーズが酔った勢いでラベスガスの式場に駆け込んで式を挙げた話を思い出して、私が軽い気持ちで『ウチらもやろっか?』って提案してみたら彼がその気になっちゃったんですよ」

 2人は結婚を前提に交際しており、たがいの両親にも紹介していましたがまだ婚約前。そんなに簡単に決めてよかったのでしょうか?

「一応、宿泊したホテルの方に聞いてみたんですけど、『ラスベガスに来てから式を挙げようって決めたカップルも多いし、体験型アトラクションみたいなものだよ』と言っていたので大丈夫かなって。

 聞いたらドライブスルーで結婚式できる施設もあったそうですし、完全に割り切っていました。で、ホテルの方にオススメの業者をいくつか教えてもらい、彼とホームページを見て式を挙げるところを決めました」

◆申し込みに行くと、すぐに式を挙げることに

 申し込むには現地の役所が発行する「マリッジライセンス marriage license(結婚許可証)」が必要でしたが、パスポートなどの身分証明書があれば外国人でも簡単に取得できると教えてもらい、翌日ラスベガスのダウンタウンにある役場へ。

 即日交付してもらえたため、その後に業者のオフィスを直接訪れて申し込んだといいます。

「本当は次の日にする予定でしたが、『ちょうど今は空いてるからすぐにできるよ』って言われ、そのまま式を挙げることになったんです。選んだのはウェデングドレスとタキシードのレンタル衣装代、神父(※本物かどうかは確認していない)の前での誓いの言葉、記念撮影などがセットになった300ドル(約3万3590円)のプラン。

 前もって予約すれば本物の教会で式を挙げるコースもありましたが費用が少し高く、私たちが行った場所はオフィスに併設されたスタジオみたいなセットでした。けど、ウェディングドレスは一応ちゃんとしたやつでしたし、これで300ドルなら高くないと思いました」

 結婚式といっても記念撮影がメインで、着替えを合わせてもかかった時間は40分程度。そのため、結婚式を挙げたことを実感する間もなく終わってしまったそうです。

◆軽い気持ちでウェディングドレス姿の写真を姉に送ったら…

「記念撮影した写真はその場でプリントしてくれてました。自分たちが持参したデジカメでも撮ってもらったので、その日の夜、彼とのツーショット写真を添付して『ラスベガスで結婚式しちゃった』ってメッセージを添えて日本の友達やお姉ちゃんにメールを送ったんです」

 ところが、このメールが原因で日本は大騒動に。

「友達はラスベガスで簡単に挙式できることを知っていたみたいで、『いいなー。私も式を挙げに行こうかな』って返してきましたけど、お姉ちゃんは『お父さんお母さんに内緒で何やってんのよ(#^ω^)』とお怒りモード。

 それからすぐに母親からの電話が鳴り、『あんた、何考えてるの! 勝手に結婚式を挙げて、向こうのご両親は知ってるの?』と国際電話でお説教されてしまいました」

 本格的なものではなく旅の思い出の記念撮影的なものだと言い訳したそうですが、「ウチはそういうのは認めない」とピシャリ。帰国後、実家に顔を出すとそこでも再び叱られたとか。

「彼の両親は『キレイに撮れてるわね〜』と喜んでくれましたが、一歩まちがえたら今こうして彼と夫婦になることがなかったかもしれませんね。若気の至りとはいえ、そこは反省しています(苦笑)」

 ラスベガスでの結婚証明書の発行、現地での挙式は日本人にも人気です。しかし、簡易的なものであっても結婚式には変わりありません。ノリと勢いでやってしまった場合は、両親に写真を見せるのは控えたほうがいいかもしれませんね。

<文/トシタカマサ イラスト/ワタナベチヒロ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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