
ヴァージン・アトランティック航空は、ロンドン/ヒースロー〜リヤド線を3月30日に開設した。
1日1往復を運航する。機材はエアバスA330-900型機を使用する。生鮮食品や医薬品などの貨物輸送も見込む。
主にサウジアラビアからの利用が多いことを想定しており、イギリスのほか、デルタ航空のネットワークを含む全米12都市への乗り継ぎも見込んでいる。さらに、イギリス在住のサウジアラビア人は約20年で5倍に拡大しており、親族訪問需要もあるとしている。リヤド以遠はサウディアのネットワークを活用できる。
リヤド就航にあたり、客室乗務員「リヤド コアクルー」がサウジアラビア文化の研修を受講した。アッパークラスとプレミアムクラスでは搭乗時にアラビックコーヒーとデーツで出迎えるほか、全クラスでハラールミールを用意する。安全ビデオの放映前には祈りも行われる。
ヴァージン・アトランティック航空にとって、初のサウジアラビア路線となる。ヴァージンブランドでは、ヴァージン・モバイル・サウジがサウジアラビアでサービスを提供している。
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VS242 ロンドン/ヒースロー(22:25)〜リヤド(07:25)
VS243 リヤド(11:50)〜ロンドン/ヒースロー(17:35)