【プリンシパルS】金子真人オーナーの「史上最高価格」3億円馬ジェゼロ M.ディー騎手と初タッグ
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2025年05月03日 18:30 netkeiba

プリンシパルS2025に出走予定のジェゼロ(25年3月撮影、ユーザー提供:Daigoさん) 18年のマイルCSを制したステルヴィオの半弟となるジェゼロ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)が、日曜東京11Rのプリンシパルステークス(3歳・リステッド・芝2000m)で日本ダービーの優先出走権獲得を狙う。
ジェゼロは父サートゥルナーリア、母ラルケット、母の父ファルブラヴの血統。半兄のステルヴィオは18年のマイルCSの覇者。半姉のウンブライルは23年のNHKマイルCの2着馬、同じくステルナティーアは21年のサウジアラビアRCの2着馬。また日本調教馬として史上初めてGIを7勝した歴史的名馬シンボリルドルフは4代母の全弟となる。22年のセレクトセール当歳では3億円(税抜)で取引されたが、これはセールで取引された金子真人ホールディングス(株)の所有馬としては史上最高価格となる。
ここまで2戦1勝。昨年8月の新潟でデビュー。超スローペースを後方から運ぶ形となったが、上がり3F33秒0の末脚を繰り出し、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に応えた。待望の復帰戦となった前走の大寒桜賞は3馬身半差の2着だったが、初のコーナー4つの競馬、何より長期休養明けを考慮すれば、決して悲観する内容ではなかった。今回は格上挑戦でのリステッド参戦となるが、能力的に引けを取ることはないだろう。
勝てば日本ダービーの優先出走権獲得となる一戦、鞍上には短期免許で来日中のM.ディー騎手を迎えることとなった。南半球の名手の力も借りて、大一番への切符をつかみ取ることを期待したい。
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