天皇賞(春)2025に出走予定のブローザホーン(今年3月撮影、ユーザー提供:h.さん) 土曜の東京は芝が稍重→良、ダートが不良→重だった。芝は京王杯SCで日本レコードが出たように、相変わらずの超高速決着。土曜は少頭数のスローばかりで、先行馬同士の決着が目立ったが、ある程度流れれば差しも決まるはず。展開重視で考えたい。キングカメハメハ系が【3-2-2-5】と絶好調だった。ダートも高速決着だったが、乾けば多少なりともかかる方向に動く。脚質の有利不利はなく、力のある馬なら中団以降からでも間に合う。
同じく京都は芝が稍重→良、ダートが重→稍重だった。こちらも芝は少頭数が多く、逃げ先行馬が幅を利かせていたが、差しが届かない馬場というわけではない。一方のダートは差し馬の活躍が目立った。日曜は同じ傾向かどうか、前半戦を要チェックだ。
同じく新潟は芝が良、ダートが稍重だった。芝は春開催らしく、夏開催ほどの高速馬場ではなく、開幕週から外も伸びている。先団〜中団から渋太く脚を使える馬がいい。ダートは新潟なので先行ベター。差し馬はコーナーをロスなく運びたい。
【注目馬】
東京9R・ショウナンラピダス…土曜の東京芝で好成績だったキングカメハメハ系のドゥラメンテ産駒。ここはペースが落ち着きそうなので、近2走と同様、ハナor番手からの押し切りがある。
京都11R・ブローザホーン…道悪巧者の印象が強いが、近10年の天皇賞(春)(京都開催限定)で2番目に時計が速かった昨年の2着馬。つまりスタミナを問われる流れにさえなれば、高速決着でも問題はない。内で脚をためる形から末脚を伸ばしての上位進出を期待したい。
新潟11R・エランティス…昇級後はオープンの壁に跳ね返されているが、今回はかなり与しやすいメンバー。同型も少なく、内枠からハナを奪っての粘り込みがないか。