<陸上:Tokyo:Speed:Race>◇3日◇東京・明治神宮外苑特設コース◇エリート女子10キロ
9月の世界選手権東京大会マラソン代表の小林香菜(24=大塚製薬)が、走る楽しさを再確認した。
海外勢に交じってのレースで32分49秒の15位(速報値)。早稲田大のランニングサークル出身という異色の経歴を持つ24歳は「こういうレースは初めてなので『楽しめたらいいな』と思って臨みました。タイムもまずまずで良かった。元々楽しく走っていた身なので、その気持ちを取り戻したいと思いました」と笑顔を見せた。
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位。4月27日のぎふ清流ハーフマラソンでは自己ベストの1時間9分9秒をマークし、自国開催の大舞台へと歩を進めている。今後は6月29日の函館マラソン(ハーフ)に出場予定で、世界選手権に向けて「まだまだ経験が少ないので、(28年五輪の)ロスや、その先で勝負できるように、ステップアップになるようなレースをしたいです」と目標を掲げた。【松本航】
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