
■陸上 ダイヤモンドリーグ(DL)2025 第2戦 (3日、中国・紹興市)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
女子やり投の世界女王、北口榛花(27、JAL)が今季初戦となるダイヤモンドリーグ(DL)の第2戦に出場し、記録は60m88の4位だった。
昨年もこのDL第2戦が初戦の北口。パリオリンピック™での金、DLファイナル連覇と輝かしい1年につながった大会で今年もスタートを切った。
前日の会見で北口は「明日は(今季)最初の試合なので、これまでトレーニングしてきた成果を出せればいいなと。9月(の東京世界陸上)に向けてどのように修正していったらいいか分かれば」と意気込みを語っていた北口。
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この日の1投目は55m54、2投目51m61と序盤は記録が伸びず。3投目で60.88mをマークしたが、5投目を終えて4位となり、上位3人が投げられる6投目の“ファイナル3”には進めず初戦を終えた。
今大会はパリ五輪9位のエリナ・ツェンコ(22、ギリシャ)が64m90をマークして優勝した。
試合後、北口は「1本も真っすぐ飛ばなくて、感覚としてはそんなに悪くなかっただけに悔しいです」と振り返った。次戦は5月18日のゴールデングランプリ陸上で、東京世界陸上の舞台となる国立競技場で行われる。「今日私より遠くに投げた選手もまた東京で試合することになるので、世界陸上と同じ競技場なのでしっかり感覚をつかんで。(大会まで)2週間あるので、しっかり修正して臨めたら」と意気込みを語った。