天皇賞(春)に出走予定のヘデントール(撮影:下野雄規) 5月4日(日)は東京・京都・新潟の3場開催となっている。
■天皇賞(春)でヘデントールがGI初制覇を狙う
京都11Rは芝3200mの天皇賞(春)(GI)。ヘデントールは3400mの前走ダイヤモンドSを快勝。昨年の菊花賞でも2着に好走しており、長距離適性の高さを示している。この勢いで悲願のGI初制覇を狙う。対するは一昨年の覇者ジャスティンパレス、前走阪神大賞典を圧勝したサンライズアースなど。
■プリンシパルSでレイニングが無傷の連勝を目指す
東京11Rは芝2000mのプリンシパルS(L)。レイニングはデビュー戦となった東京芝1800mの新馬戦を勝利。今回が昇級初戦となるが、初戦は上がり3ハロン32.9秒の鋭い末脚を見せており、距離延長にも対応できそうだ。無傷の連勝で日本ダービーの優先出走権獲得を目指す。対するは半兄にマイルCS勝ち馬ステルヴィオがいるジェゼロ、ホープフルSで5着の実績があるクラウディアイなど。
■ブリリアントSでレヴォントゥレットの5連勝なるか
東京10Rはダート2100mのブリリアントS(L)。レヴォントゥレットは未勝利から3勝クラスまで4連勝中。勢い十分で、ここも突破して5連勝なるか。対するは同条件で3勝クラスを勝ったサクラトップリアル、仁川Sを鮮やかに勝ったルクスフロンティアなど。
■越後Sでブシンが連勝を狙う
新潟11Rはダート1200mの越後S(OP)。ブシンは前走のブラッドストーンSを勝ってOP入り。スピードはここでも通用しそうで、連勝を狙う。対するは休み明けを叩かれたグッジョブ、こちらも連勝を狙うシークレットヴァウなど。
■淀SでアンクルクロスがOP入りを目指す
京都10Rは芝1200mの淀S(3勝)。アンクルクロスは3勝クラスに上がってからも2着、4着、3着と崩れずに走れている。ここで勝ってOP入りなるか。対するは昇級初戦も通用しそうなヤマニンアルリフラ、小倉2歳S2着の実績があり前走の九州スポーツ杯を勝ったミルテンベルクなど。
■府中SはアスクカムオンモアがOP入りを狙う
東京9Rは芝2000mの府中S(3勝)。アスクカムオンモアは現級で3着、2着と着順を上げている。素質は高く、ここで勝ってOP入りを狙う。対するは立て直されて巻き返しが期待されるウインオーディン、目下2連勝中のショウナンラピダスなど。
■咲花特別はルフトクスが昇級2戦目でV狙う
新潟9Rはダート1800mの咲花特別(2勝)。ルフトクスは前走昇級初戦の2勝クラスで2着と即通用の力を見せた。近走は崩れておらず、堅実な脚で勝ち上がりを狙う。対するは昇級初戦の前走が3着のハリウッドパーク、休み明けも前走3着のクリニクラウンなど。
■島原特別はソウルスターリングの仔スターリングアップに注目
京都8Rは芝1800mの島原特別(2勝)。スターリングアップはGI・2勝のソウルスターリングの仔。2勝クラスで伸び悩んでいたが、前走で強敵相手に2着ときっかけをつかんだ。ここでこのクラスを卒業できるか。対するはこちらも良血のミッキースピネル、堅実に走るファミリーツリーなど。
■地方競馬で3重賞
・高知競馬場では17時40分に黒潮皐月賞(重賞)が行われ、前走でネクストスター西日本を勝ったジュゲムーンなどが出走する。
・盛岡競馬場では18時05分にダイヤモンドカップ(重賞)が行われ、前走でネクストスター北日本を勝ったバリウィールなどが出走する。
・佐賀競馬場では18時15分に佐賀皐月賞(重賞)が行われ、重賞2勝のミトノドリームなどが出走する。
■尾形和幸調教師のバースデー
4日は尾形和幸調教師の49歳のバースデー。当日の管理馬は、東京で1頭、新潟で2頭がスタンバイしている。