ヤマト運輸、宅急便の一部運賃が10月から値上げ コンパクト便は据え置き

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2025年05月04日 18:10  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

ヤマト運輸、宅急便の一部運賃が10月から値上げ コンパクト便は据え置き

 ヤマト運輸株式会社は5月1日、2025年10月1日から宅急便の届出運賃を改定する方針を明らかにしました。今回の改定は、従業員および輸配送パートナーの労働環境改善を図るとともに、持続可能な物流体制の構築を目的としたもの。


 同社は2023年以降、外部環境の変化を踏まえた運賃見直しを年度ごとに実施しており、今回の措置もその流れの一環と位置付けています。


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■ 改定対象は大型荷物と一部の特定サービス

 運賃改定の対象となるのは、宅急便の120サイズから200サイズまでの大型荷物と、ゴルフ宅急便(キャディバッグ規格)、スキー宅急便(スキー板規格)。


 たとえば、関東圏内での配送(関東→関東)においては、現行1850円の120サイズが2040円に、2190円の140サイズは2630円に改定される予定。平均的な改定率はおよそ3.5%と見込まれていますが、サイズや届け先によってその割合は異なるとしています。


■ 小型サイズ・一部地域は据え置き

 ただし、宅急便コンパクト(現行650円)および60〜100サイズについては今回の改定対象には含まれておらず、料金は据え置かれます。また、沖縄県発着の荷物については今回の改定の対象外となります。


 法人契約を結ぶ顧客に対しては、出荷量やオペレーションへの影響などを考慮しながら、引き続き協議を重ねていくとしています。


 詳細な運賃表や問い合わせ先については、ヤマトホールディングスの公式サイトで案内されています。


<参考・引用>
ヤマト運輸株式会社

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025050405.html

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