【ラグビー】横浜田村優、プレーオフ消滅に「後手の状況。他力本願だった。仕方がない」

0

2025年05月04日 19:43  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

横浜対神戸 前半、コンバージョンキックを外す横浜田村(撮影・たえ見朱実)

<ラグビー・リーグワン1部:横浜29−47神戸>◇第17節◇4日◇東京・秩父宮ラグビー場◇観衆8899人



7位の横浜キヤノンイーグルス(横浜)が、上位6チームが進む決勝トーナメント(T)を逃した。SO田村優(36)は「しょうがない」と淡々と振り返った。


前日、6位の東京サントリーサンゴリアス(東京SG)がブラックラムズ東京(BR東京)に勝利。勝ち点を40に積み上げていた。同30の横浜は、残り2戦で相手と3トライ差以上の勝利をした上で、東京SGが最終戦で勝ち点0の必要があった。「後手を踏んでいる状況。他力本願だった。その時点で仕方がない」と割り切った。


この日は「普通の試合じゃない」と覚悟を決め、「最初からリスクを取った」と攻め込んだ。前半2分、中央から左サイドのWTB松井千士(30)へロングパス。持ち味のキックから先制トライを演出した。


しかし、直後の9分に逆転を許すと、一時は28点差まで広げられた。後半は連続3トライで追い上げたが、反撃は及ばず。「ギャンブリングなプレーが増えてしまった」と反省した。


10日には、首位の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)との最終戦(秩父宮)を控える。「来週勝って終わりたい」と切り替えた。【飯岡大暉】

    ニュース設定