ママスタ前回からの続き。私はクミ(40代)。夫のヤスタカ(40代)と2人の子どもと4人暮らしをしています。先日オープンしたばかりのショッピングモールに家族で遊びに行った際、購入金額に応じて福引券を配っていました。チャンスはひとり1回。「誰かなにかしら当たったらいいな……」なーんて思っていたところ、息子が見事、3等の電気シェーバーを当てたのです。賞品は夫のものとなり、自宅でさっそくテレビを見ながらヒゲを剃っています。しかしよく見ると、ダイニングテーブルの上にはヒゲが散乱していたのです。
あの散らばる無数のヒゲを見たら、夫に注意せずにはいられません。たしかに今の季節、洗面所はものすごく寒いです。しかしそれならば、せめてティッシュの上で散らかさずに剃ってほしいのです。

夫もティッシュの上でヒゲ剃りをしてはじめて、ヒゲが散らばることに気付いたようです。

ものすごく納得した顔をしている夫ですが……ちょっと待って。よく見ると、敷いていたティッシュからもこぼれて結局ダイニングテーブルに散乱しているではありませんか……。こんなに散らばるなら、やっぱりリビングでのヒゲ剃りは遠慮してほしいです。


「洗面所で剃って」と言ったのに、私がお風呂に入っている隙にまたこっそりとリビングで剃っている夫……。
ヒゲだけに関わらず、夫の体毛にはこれまで、何度もイライラさせられたものです。陰毛はいたるところに落ちているし、お風呂に浮く陰毛は、言っても言ってもゴミ取りネットですくってくれないし……。洗面所で眉毛や鼻毛を抜けば、鏡に抜いた毛を貼り付けてそのまま……なんてよくあること。


次の日も、また私の目を盗んでリビングでヒゲ剃りをしていました。しかもあろうことか、洗濯したばかりのモコモコのラグの上で……。
「冬だし、洗面所でヒゲ剃りなんて寒いよね」なんて、一度でも優しくした私がバカでした。その後何度注意をしても、夫はヒゲをダイニングテーブルに散らかしたままなのです。
思い返せばヒゲだけではなく、夫の体毛にはしょっちゅうイライラさせられています。見たいテレビがあったため、この日はいつもより早めにお風呂から出た私。お風呂上がりの私が見た光景は、ダイニングテーブルではなく床にティッシュを敷き、ヒゲを剃る夫の姿でした。
きっと「床で剃れば気付かないだろう」と判断したのでしょう。
【後編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・煮たまご 作画・Ponko 編集・海田あと
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