
■陸上・第36回ゴールデンゲームズ in のべおか(4日、宮崎県・延岡市西階総合運動公園陸上競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
男子5000mは10000m日本記録保持者の塩尻和也(28、富士通)が13分13秒59の自己ベストをマークし、日本人トップの7位でフィニッシュした。
陸上、中長距離のトップランナーが宮崎に集結し、塩尻は外国人選手主体のB組(22人)に出場。日本記録(13分08秒40)に迫る目標タイム(13分10秒)が設定され、ハイペースでレースは進んだ。
序盤、塩尻は集団の後方に位置し、ペースメーカーから少し離れてしまうが、徐々に第2集団の中へ。後半は先頭集団に加わり、日本人トップの7位でフィニッシュ。21年12月に記録した自己ベスト(13分16秒53)を3秒近く更新する好走をみせた。
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優勝はエマニュエル・キプルト(25、旭化成)で13分06秒71の自己ベストをマークした。
レース後のインタビューで塩尻は「自己ベストの更新を目標としていたので、そこを達成できたのがうれしい。今回は日本記録に迫るレース設定だったので、これからはまずは日本記録というところを狙っていきたい」と手ごたえをつかんだようだ。
さらに「2週間後に3000mのレースを予定しているので、自己ベスト、それ以上のタイムを狙っていきたい」と12日のゴールデングランプリ陸上(国立競技場)へ意気込みを語った。