マンU、終盤の反撃実らずブレントフォードに惜敗…マウントが今季初弾もリーグ6戦未勝利に

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2025年05月05日 00:12  サッカーキング

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マンUに先制点をもたらしたマウント [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第35節が4日に行われ、ブレントフォードとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。

 シーズン開幕直後から不振が続き、昨年11月に就任したルベン・アモリム監督の下でも状態が上向いていないマンチェスター・ユナイテッド。直近のリーグ戦では5試合勝利から遠ざかっており、勝ち点「39」の14位に沈んでいる。それでも、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグでは、敵地『サン・マメス』でアスレティック・ビルバオに3−0で快勝。11位ブレントフォードと対戦する今節、EL決勝進出へ王手をかけた勢いそのままに、リーグ戦6試合ぶりの白星を飾ることはできるだろうか。

 ELを考慮してハリー・マグワイアやブルーノ・フェルナンデスらを温存したマンチェスター・ユナイテッドは、積極的な入りを見せたブレントフォードの攻撃を跳ね返し、14分に先制に成功する。ルーズボールを収めたアレハンドロ・ガルナチョがコビー・メイヌーとのワンツーで左サイドを突破し、ゴール前にグラウンダーのクロスを送ると、これに反応したのはメイソン・マウント。ダイレクトで流し込み、嬉しい今シーズン初ゴールをマークした。

 対するブレントフォードは27分、右サイドからのロングスローを起点に同点に追い付く。マイケル・カヨーデの投げたボールは一度跳ね返されるも、ルーズボールに素早く反応して頭で繋ぐと、ボックス内右に走り込んできたのはミッケル・ダムスゴー。右足で放ったシュートがルーク・ショーに当たってゴールへ吸い込まれた。6分後にはカヨーデとのパス交換で右サイドを崩したクリスティアン・ノアゴールのクロスにケヴィン・シャーデが頭で合わせ、あっという間に逆転に成功する。

 勢いに乗るブレントフォードは44分、ダムスゴーのFKからノアゴールが決定的なヘディングシュートを放つも、ここはGKアルタイ・バユンドゥルがスーパーセーブ。前半は2−1で終了した。

 1点ビハインドのマンチェスター・ユナイテッドは後半開始と同時にレニー・ヨロとアマド・ディアロ、57分にはクリスティアン・エリクセンを投入し、状況の打開を図る。59分にはガルナチョがエリクセンとの連携でボックス内左へ侵入し、マイナスへの折り返しにチド・オビ・マルティンが合わせたが、惜しくもDFにブロックされ、チャンスを生かすことができなかった。

 守備の時間が長くなっていたブレントフォードだが、70分に追加点を奪う。敵陣内でしぶとくこぼれ球を拾い右サイドに展開すると、ブライアン・エンベウモがカットインから上げたクロスにシャーデが頭で合わせる。さらに4分後にはエンベウモからマティアス・イェンセンと繋ぎ、ボックス内右にスルーパスを供給。走り込んできたカヨーデのラストパスをヨアヌ・ウィサが難なく押し込み、リードを3点に広げた。

 マンチェスター・ユナイテッドは82分、左から切り込んだガルナチョがゴール右隅へ強烈なミドルシュートを突き刺し1点を返す。さらに90+5分にはディアロが個人技から強烈なシュートを叩き込んで1点差に詰め寄ったが反撃もここまで。3−4で惜敗し、リーグ戦では6試合未勝利となった。次節、ブレントフォードは10日にアウェイでイプスウィッチと、マンチェスター・ユナイテッドは11日にホームでウェストハムと対戦する。

【スコア】
ブレントフォード 4−3 マンチェスター・ユナイテッド

【得点者】
0−1 14分 メイソン・マウント(マンチェスター・ユナイテッド)
1−1 27分 ルーク・ショー(オウンゴール/ブレントフォード)
2−1 33分 ケヴィン・シャーデ(ブレントフォード)
3−1 70分 ケヴィン・シャーデ(ブレントフォード)
4−1 74分 ヨアヌ・ウィサ(ブレントフォード)
4−2 82分 アレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド)
4−3 90+5分 アマド・ディアロ(マンチェスター・ユナイテッド)

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