今季リーグ戦11ゴール目をマークした町野修斗 [写真]=Getty Images ホルシュタイン・キールに所属する日本代表FW町野修斗が、リーグ戦3試合連続弾となる今季11ゴール目をマークした。
ブンデスリーガ第32節が4日に行われ、ホルシュタイン・キールは敵地でアウクスブルクと対戦した。前節にボルシアMGとの打ち合いを制して最下位から浮上した17位ホルシュタイン・キール。連勝を目指してアウェイで激突するのは、3試合ぶりの白星奪取を狙う10位アウクスブルクだ。現在2戦連発中の町野修斗は、今節も2トップの一角として先発出場を果たした。
試合は立ち上がりからホームのアウクスブルクが主導権を握る。そんななか、24分にロングカウンターの流れからアレクサンダー・ベルンハルトソンがドリブルでボックス内に侵入。シュートを狙ったタイミングで相手選手から倒されPKを獲得する。キッカーを務めるのはチームトップスコアラーの町野。冷静にキックを沈めてホルシュタイン・キールが先制した。
しかし36分、今季のゴール数を「11」に積み上げた町野にアクシデントが発生する。チームが自陣にブロックを敷くなかでプレスをかけると、ボール奪取を試みた際に左足首を負傷。町野はプレー続行が困難となり、メディカルスタッフに肩を借りながら交代を余儀なくされた。
日本人ストライカーを欠いたホルシュタイン・キールだったが、直後の40分にベルンハルトソンが貴重な追加点をマークし、後半開始早々の51分にもベルンハルトソンが3点目を挙げる。試合終了間際の90分にはアウクスブルクに1点を返されたものの、ホルシュタイン・キールが3−1で勝利。シュート数では27対7と圧倒されたアウェイチームだったが、大きな3ポイントを掴み取った。
次節、アウクスブルクは11日にアウェイでシュトゥットガルトと対戦。ホルシュタイン・キールはその前日にホームでフライブルクと対戦する。
【スコア】
アウクスブルク 1−3 ホルシュタイン・キール
【得点者】
0−1 25分 町野修斗(PK/ホルシュタイン・キール)
0−2 40分 アレクサンダー・ベルンハルトソン(ホルシュタイン・キール)
0−3 51分 アレクサンダー・ベルンハルトソン(ホルシュタイン・キール)
1−3 90分 スティーヴ・ムニエ(アウクスブルク)