バイエルンが2季ぶりのブンデスリーガ制覇! 2節を残して王座奪還…ケインは待望の初タイトル

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2025年05月05日 03:13  サッカーキング

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ブンデスリーガ優勝が決まったバイエルン [写真]=Getty Images
 バイエルンのブンデスリーガ優勝が決定した。

 現地時間4日に行われたブンデスリーガ第32節で、2位レヴァークーゼンは日本代表MF堂安律が所属するフライブルクと対戦。ボールを保持しながらもなかなかチャンスを作れない展開が続く中、44分にマクシミリアン・エッゲシュタインに強烈なミドルシュートを叩き込まれると、後半開始早々には堂安のクロスからピエロ・インカピエのオウンゴールで追加点を許す。その後、フロリアン・ヴィルツとヨナタン・ターのゴールで追い付くも勝ち越し点は奪えず、試合は2−2で終了した。

 この結果、レヴァークーゼンは首位に立つバイエルンとの勝ち点差を縮めることができず。残り2試合で「8」ポイント差を逆転することが不可能になったため、バイエルンの優勝が決定した。同クラブのマイスターシャーレ獲得は歴代最多を更新する通算34度目。昨シーズンは3位に終わり12連覇を逃したが、2シーズンぶりに王座を奪還した形となった。また、イングランド代表FWハリー・ケインにとっては、待望の初タイトルとなっている。

 2023−24シーズンを無冠で終えたバイエルンは昨年夏にトーマス・トゥヘル前監督の契約を1年前倒しで解消し、39歳のヴァンサン・コンパニ監督を招へいした。開幕直後から安定した戦いを披露し、3節終了時点から一度も首位の座を譲らず。ここまで連敗は一度もなく、第32節終了時点で23勝7分2敗という成績を収めている。

 なお、昨年夏にシュトゥットガルトから完全移籍加入した日本代表DF伊藤洋輝はプレーシーズンに右足の中足骨を骨折し、長期離脱を余儀なくされることに。今年2月に戦線復帰し、ブンデスリーガ第23節フランクフルト戦では加入後初ゴールをマークしたものの、その後再び中足骨を骨折。現在に至るまで離脱が続いており、今シーズンここまでの出場試合数はチャンピオンズリーグ(CL)含めて「8」に留まっている。

 今後は日本代表DF板倉滉が所属するボルシアMG、ホッフェンハイムと対戦する。勝ち点をどこまで伸ばせるだろうか。

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