一進一退の“バスク・ダービー”はスコアレスドロー…先発の久保建英は存在感示すも得点には絡めず

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2025年05月05日 06:16  サッカーキング

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“バスク・ダービー”に先発した久保建英 [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第34節が4日に行われ、レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオが対戦した。

 ここまで33試合を消化したリーグ戦で12勝6分15敗を記録し、勝ち点「42」の10位につけるレアル・ソシエダ。現在ラ・リーガで3戦未勝利と苦しむ同クラブが、今季終了後の退任を発表したイマノル・アルグアシル監督の下で最後となる“バスク・ダービー”へと臨む。チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う4位アスレティック・ビルバオを本拠地『エスタディオ・アノエタ』で迎え撃つ一戦に、日本代表MF久保建英は右のアタッカーとして先発した。

 試合は立ち上がりから一進一退の攻防が続き、互いに決定機を作れないまま時間が経過。久保は鋭いドリブルで積極的に攻撃の糸口を探るが、アスレティック・ビルバオも複数のマーカーで対応して同選手のチャンスメイクを封じにかかる。

 39分には自陣でのボール奪取からレアル・ソシエダがカウンターに転じ、パブロ・マリンが左サイドのアイヘン・ムニョスへと配球。前線をうかがいながら運びつつ、左足でアーリークロスを蹴り入れる。ペナルティエリア手前のブライス・メンデスにボールが飛ぶと、相手とのコンタクトで生まれたこぼれ球が左脇のセルヒオ・ゴメスへ。トラップからボレーシュートを狙ったものの、ミートできずに枠を大きく外れてしまった。

 こう着状態が続くなか、44分に久保が個人技で魅せる。相手のクロスをGKアレックス・レミロがパンチング。流れたボールが久保につながり、スピードに乗ったドリブルで右サイドを駆け上がる。プレスバックしてきたアレックス・ベレンゲルが対応を試みるが、久保が独特のタッチと絶妙なコース取りでファウルを誘発し、ベレンゲルにイエローカードが提示された。

 後半開始早々の49分には久保がゴールを脅かす。味方のフィードにミケル・オヤルサバルが反応。並走していたダニエル・ビビアンに一度はボールをカットされるが、中途半端になったクリアをマリンが高い位置で拾う。すぐさま右で待つ久保に散らすと、ペナルティエリア内で縦に仕掛けながら右足を一振り。だが、枠を捉えたシュートはGKウナイ・シモンに防がれた。

 さらに61分、レアル・ソシエダが右サイドでコーナーキックを獲得する。S・ゴメスが左足で入れたインスイングのクロスをB・メンデスがニアでヘディング。しかし、GKウナイ・シモンの好セーブに弾かれて得点には至らない。攻守で存在感を放った久保は82分に交代。結局、そのまま試合は0−0で終了し、互いに1ポイントずつを分け合った。

 次節、レアル・ソシエダは10日にアウェイでアトレティコ・マドリードと対戦。アスレティック・ビルバオはマンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグ準決勝・セカンドレグを挟み、11日にアウェイでアラベスと対戦する。

【スコア】
レアル・ソシエダ 0−0 アスレティック・ビルバオ

【得点者】
なし

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