チェルシー、リヴァプール撃破でCL出場権獲得＆ECL決勝進出に弾み！　指揮官「未来は非常に明るい」

　チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督がリヴァプール戦を振り返った。4日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

　プレミアリーグ第35節が行われ、チェルシーは本拠地『スタンフォード・ブリッジ』でリヴァプールと対戦した。日本代表MF遠藤航が今シーズン初の先発入りを果たした一戦は、開始早々の3分にエンソ・フェルナンデスの得点でチェルシーが先制。さらに56分、ジャレル・クアンサーのオウンゴールでホームチームがリードを広げる。85分にはフィルジル・ファン・ダイクから1点を返されたものの、後半アディショナルタイムにコール・パーマーのPKで3点目を奪取。結局、試合は3−1で終了し、チェルシーが白星を挙げた。

　前節5シーズンぶりの優勝を決めたリヴァプールを、ホームのサポーターの前で破ったチェルシー。試合を振り返ったマレスカ監督は、「この時期の勝利は非常に重要だ。選手たちは異なるプランにうまく対応してくれた。我々は守備的な試合を計画したわけではなく、常に高い位置でのアグレッシブなプレスを意図していた」と述べつつ、「試合中は相手に守備を強いられる場面もあったが、選手たちはそれにうまく対処してくれた」と勝利の要因を分析している。

　また、「私からすれば、選手層を考えればチェルシーの未来は非常に明るい」と前向きにコメント。続けて、白熱するチャンピオンズリーグ（CL）出場圏争いについて、「この勝利は重要だがまだ終わっていない。残り3試合を一戦一戦集中して戦っていく必要がある」と口に。インタビューの最後には「木曜日にはセカンドレグが控えている。そこに集中し、ヨーロッパの決勝進出を目指したい」とUEFAカンファレンスリーグに向けた意気込みを語った。