【船橋・かしわ記念注目馬】ゴールデンウィークに行われる大一番 春のダートマイル王者はどの馬に

0

2025年05月05日 13:00  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

かしわ記念2025に出走するシャマル(撮影:高橋正和)
 5月5日(月)に船橋競馬場で行われるかしわ記念(4歳上・JpnI・ダ1600m)。春のダートマイル王者を決する一戦で、帝王賞に向けた前哨戦でもある。過去の勝ち馬にはホッコータルマエやコパノリッキー、ゴールドドリームなど砂の猛者が数多く並ぶ。

 今年、馬券のカギを握るのはコスタノヴァの“適性面”だろう。東京コースは6戦6勝でスピード勝負の舞台は得意としているが、船橋マイルは馬場を一周するコースで相性は未知数。近10年、フェブラリーS勝ち馬が同年のかしわ記念に出走した場合は3着、5着、6着、2着、4着、8着と勝ち切れていない。これまでの傾向を覆すことはできるか。発走予定日時は5日(月)の20時5分。主な出走予定馬は以下の通り。

■コスタノヴァ(牡5、美浦・木村哲也厩舎)

 デビュー2戦目でダートに転じると、以降6戦で5勝、2着1回と才能開花。昨夏のクラスターCは出遅れて流れに乗れず6着に敗れたが、今年初戦の根岸Sを4馬身差で圧勝すると、勢いそのままにフェブラリーSも制した。今回は同じマイル戦とはいえ、馬場を一周するコース形態。求められる適性は大きく異なるが、力を出し切って連続好走なるか。

■シャマル(牡7、栗東・松下武士厩舎)

 23年のさきたま杯で競走中止、続くプロキオンSで競走除外と順調さを欠いた時期もあったが、昨春に黒船賞、かしわ記念を制して完全復活。その後もダートの短距離路線を引っ張り、前走で重賞7勝目をマークした。ベストは1400mだが、マイペースでいければ問題なし。18年、19年のゴールドドリーム以来、史上4頭目の連覇なるか注目したい。

■タガノビューティー(牡8、栗東・西園正都厩舎)

 8歳を迎えた古豪。長く鋭い末脚を武器として、短距離からマイルを中心に活躍を続けてきた。重賞タイトルにはなかなか手が届かずいたが、昨年のJBCスプリントで通算38戦目にして重賞初制覇。かしわ記念は3年連続の参戦となり、一昨年がクビ差、昨年は2馬身半差2着と悔しい結果。“3度目の正直”で、2つ目のJpnIタイトルを狙う。

■ロードフォンス(牡5、栗東・安田翔伍厩舎)

 今年初戦の根岸Sで重賞初挑戦。直線でカラ馬に進路をカットされる不利もあったが、2着と上々の走りをみせた。続くかきつばた記念は内からマクる鞍上の好判断もあり、5歳2月にして待望の初タイトル。今回は距離がさらに100m延びるが、前走内容からまったく問題ない。重賞制覇の勢いそのままに、ダート界の頂点に上り詰めるか。

 そのほかにも、重賞2勝馬ウィリアムバローズ(牡7、栗東・上村洋行厩舎)、昨年の南部杯で3着に入ったキタノヴィジョン(牡8、大井・渡辺和雄厩舎)などが出走を予定している。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定