バルセロナを率いるフリック監督 [写真]=Getty Images バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝・セカンドレグへの意気込みを語った。5日。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ここまで34試合を消化したリーグ戦で25勝4分5敗を記録し、勝ち点「79」の首位に立つバルセロナ。2位につける宿敵レアル・マドリードには4ポイント差をつけており、2シーズンぶりのラ・リーガ制覇が目前に迫っている。さらに、CLでも6シーズンぶりに準決勝へと進出。インテルとのファーストレグでは、2度の先行を許しながら最終的に3−3へ追いついてタイムアップを迎えた。そんな両者によるセカンドレグは、6日にインテルの本拠地『スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ』で開催。大注目の一戦を前にフリック監督が会見へと出席した。
バルセロナ指揮官は、「シーズンの初めには、何を達成できるのか全く想像もつかなかった。私たちはすでに2つのタイトルを手にしており、これからの数週間は非常に重要だ」と今季序盤を回想。「選手たちには自覚を持ち、楽しんでほしい。そして、我々がどれほど良いプレーをしているかを示し、皆に誇りを感じてもらいたい。プレーを楽しみたいんだ。このチームを指導できるのは本当に素晴らしいことだよ」と要求している。
一方、対戦相手であるインテルについては、「先週の水曜日(ファーストレグ)、彼らはすべてのチャンスをものにした。信じられないくらいだ。明日は全員が守備に集中し、スペースを消さなければならない」と称賛。続けて、「明日の試合を楽しんでほしい。CLの準決勝でインテルと対戦するのは素晴らしいことだ。選手たちにプレッシャーはかけたくない。彼らにはよく連携し、素晴らしいスタイルでプレーしてもらいたい」と選手たちへのメッセージを口にした。
なお、負傷離脱中のポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキについても言及し、「昨日彼と話をした。予想以上に回復が進んでいる」と説明。「ベンチ入りも可能であり、必要とあれば出場する」と復帰の可能性を示唆している。