バドミントン女子シングルスでオリンピック(五輪)3大会連続8強の山口茜(27=再春館製薬所)が、好相性のジャパン・オープン(7月15〜20日、東京体育館)で力を示す。
6日、都内で同大会の開催発表会見に出席。過去4度優勝の舞台へ「特に思い入れのある大会。今年も応援している皆さんと一緒に楽しめるようなプレーができるようにしたい」と見据えた。
世界ランキングで日本勢最上位の4位につける山口は、昨年末の全日本総合選手権3回戦で途中棄権したが、その後は違和感があった右脚の回復に専念。復帰戦となった3月の全英オープンで4強、同4月のアジア選手権で8強に進出し、今月初旬にかけて行われた世界国・地域別男女混合対抗戦スディルマン杯にも出場した。
「スディルマン杯ではスピードを上げて試合ができた。よりスピードを上げた試合展開でも点数が取れれば」と状態も上向きつつある。
持ち味は粘り強いプレー。2年連続5度目の優勝がかかるジャパン・オープンへ「昨年は一緒に楽しめた感覚があった。今年も応援している方が一緒に入り込めるプレーができれば」と意気込んだ。
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