『やなせたかし物語 〜なんのために生まれて なにをして生きるのか〜』連続テレビ小説『あんぱん』で暢(のぶ)夫人とともに主人公のモデルとされたことでも話題を集める、『アンパンマン』の生みの親・やなせたかしの生涯が初めて絵本になった『やなせたかし物語 〜なんのために生まれて なにをして生きるのか〜』が、2025年5月16日に発売される。
『やなせたかし物語 〜なんのために生まれて なにをして生きるのか〜』は、『アンパンマン』を生み出し国民的な絵本作家となった、やなせの94年にわたる生涯を描いた初の伝記絵本だ。
高知で過ごした幼年時代に始まり、戦争を経て「本当の正義とはなにか、なんのために生まれて なにをして生きるのか」を生涯考え続けた。働いていた新聞社で後に妻となる暢と出会い、やがて「本当の正義とはなにか」との思いをこめた絵本『あんぱんまん』を誕生させた。
やなせの意思を継ぐやなせスタジオが作と絵を担当しており、巻末には写真豊富な年表も掲載された。本文には漢字が使われているが、未就学児にも読みやすいよう、すべてふりがなが振られている。やなせが自画像がわりに描いていた「やなせうさぎ」をモチーフとし、登場人物も動物の擬人化にすることで『アンパンマン』が大好きな世代の子どもたちが親しめるよう工夫されている。
『アンパンマン』の生みの親・やなせたかしの生涯が初めて絵本になった『やなせたかし物語 〜なんのために生まれて なにをして生きるのか〜』は税込みで1,540円。発刊を記念して、紀伊國屋書店と連携したフェア展開も計画されている。また本作を購入し、応募フォームから応募した中から抽選で120名に特製マグカップ・特製クリアファイルのいずれかが当たる、プレゼント企画も行われる。詳細は書籍詳細ページまで。
【書籍概要】
・書名:やなせたかし物語
〜なんのために生まれて なにをして生きるのか〜
・作・絵:やなせスタジオ
・出版社:株式会社フレーベル館
・発売日:2025年5月16日(金)
・定価:1,540円(税込)
・判型:25×21cm
・ページ数:32ページ
・ISBN:978-4-577-05376-8