トークイベントに登場した西塚洸二騎手と田口貫太騎手(C)netkeiba JRAの田口貫太騎手と西塚洸二騎手が6日、岐阜市・長良川競技場で開催された明治安田J3リーグのFC岐阜ホームゲームに登場。トークショーやサイン&写真撮影会などを行い、駆けつけたファン・サポーターらと交流した。
田口騎手はデビュー3年目で同県岐南町出身であることから地元への凱旋となった。この日のアスルクラロ沼津戦は岐阜・笠松から羽ばたいた名馬オグリキャップの生誕40周年を記念し「競馬DAY」として実施。デビュー4年目を迎えた西塚騎手とともに様々なイベントに参加した。
試合前には会場内のステージでのJRAジョッキータイムに登場。売り上げは認定NPO法人引退馬協会に全額寄付をするチャリティーオークションを行い、田口騎手は新人賞受賞記念ジャージ、西塚騎手はオリジナルジャージをそれぞれ出品した。特に田口騎手の記念ジャージには5万円の値がつき大盛り上がり。落札者に自らジャージを手渡すなど交流を楽しんだ。
さらにトークイベントでは、アニソンシンガーで声優の亜咲花さんやSKE48太田彩夏さんとともにトークショーを展開した。地元出身の田口騎手は幼少期に来て以来のFC岐阜ホームゲームで、その時は観戦中にココアをこぼしてしまったホロ苦い思い出を披露。「今日はここにサッカーを好きになりに来ました」と力強く語った。
西塚騎手は競馬の魅力を聞かれ、「馬が全力で走って1着を争うスポーツ。サッカーとは異なるまた美しさがあると思います」とアピールした。試合開始直前にはピッチ中央に2人が立ち、チームにエールを送る「センターサークル応援団」にも参加。「がんばれFC岐阜」とエールを送るとスタジアム中が拍手に包まれた。