PSGのデンベレがCL準決勝第2戦に出場へ…週末のリーグ戦を欠場も指揮官が復帰を明言

　パリ・サンジェルマン（PSG）を率いるルイス・エンリケ監督が、フランス代表FWウスマン・デンベレの状態について言及し、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝セカンドレグでの出場を示唆した。6日、フランス『レキップ』など、複数メディアが同指揮官のコメントを伝えている。

　デンベレは、4月29日に行われたCL準決勝ファーストレグのアーセナル戦に先発出場した。開始4分にはフヴィチャ・クヴァラツヘリアのパスに合わせ、先制点を挙げる活躍を見せたが、ハムストリングを痛めたことで70分に交代。3日のリーグ・アン第32節を欠場しており、コンディションが疑問視されていた。

　そして『レキップ』は5日、「デンベレは月曜日にトレーニングに復帰した。これによりセカンドレグへ向けて弾みをつけることになった」と報道。大一番での出場が楽観視されるなか、ルイス・エンリケ監督が6日、前日会見に出席し、「彼（デンベレ）は、2日間練習しており、明日も我々とともに過ごす」と明言し、セカンドレグでの出場に問題がないことを伝えた。

　今シーズン、“ゼロトップ”の位置でもプレーし、新たな役割をこなすデンベレは、ここまで公式戦45試合に出場し、33ゴール12アシストを記録。チームの得点源となったデンベレの活躍について問われた指揮官は、「彼のバルセロナでの経験が大きな力になっていると思う。彼のプレースタイルは、我々スタッフ陣が求めているものに近い。彼とよく話し合い、最高のパフォーマンスを発揮できるように努力しているよ」と語っている。

　PSGは敵地で行われたファーストレグを1−0で先勝。CL決勝進出を懸けた運命のセカンドレグは7日に控える。