NY株続落、389ドル安=米カナダ会談を警戒
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2025年05月07日 06:01 時事通信社

【ニューヨーク時事】6日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権の高関税政策を巡る米カナダ首脳会談への警戒感から売りが先行し、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比389.83ドル安の4万0829.00ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は154.58ポイント安の1万7689.66で引けた。
カナダのカーニー首相は同日、就任後初めてトランプ大統領と対面で会談した。友好ムードが演出された一方、トランプ氏はカナダへの関税見直しの可能性を否定。市場では、関税協議の先行きについて「不透明感がかえって強まった」(日系証券)との見方が広がり、株価を押し下げた。
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