
新しい職場に経験者として入社すると有利なこともあるが、周囲の期待がつらくなってしまうこともある。投稿を寄せた40代女性(医療技術職)は、同じ業界内で転職した。
「周りの目も経験者として当たり前にできるように見ていたのだと思います」
期待感も兼ねていたのかもしれない。しかし女性は少なからぬプレッシャーを感じていたようだ。(文:湊真智人)
「同じ資格を持っているとは思えない」とまで言われる
女性は「業界内で持っていたら有利な資格」を既に保持していた。そのことも周囲の期待が上がる要因になっていただろう。
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しかし女性は、期待に応えることができなかった。すると先輩から衝撃の言葉を浴びせられてしまった。
「私が仕事が出来なすぎて、ある日先輩に何かの拍子に『同じ資格を持っているとは思えない。その資格のレベルを疑うわ』と言われました」
失望を隠さない、手厳しい一言だ。女性としても自分の至らなさを自覚していたが、さすがにショックだった。
「資格を取るためには経験も必要だし、それなりに勉強して取得したので、大変ショックで忘れられない一言となっています」
女性がその後、職場に馴染めたのかは不明だが、未だに尾を引いているようだ。新しく入社した社員が職場に順応できるよう支援を行う企業も多い。そうした活動を最近は「オンボーディング」と呼ぶこともあるが、今回のケースもそうした配慮があってもよさそうだと感じた。
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