武豊騎手が持つ“最年少記録”の数々 19歳7カ月23日でのJRA・GI制覇など

0

2025年05月07日 08:00  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

武豊騎手(撮影:下野雄規)
 今年のNHKマイルカップ(3歳牡牝・GI・芝1600m)の注目点の一つは、吉村誠之助騎手が武豊騎手のJRA・GI最年少勝利記録を更新できるかどうかだ。ご存じのように武豊騎手は最年少記録を数々保有している。この機会にいくつかを紹介したい。

 まずはJRA通算100勝だ。2年目の88年4月16日、阪神8R・4歳以上400万下をマルブツソロンで制し、19歳1カ月2日で最初の節目に到達した。なお、同時にデビューから1年1カ月16日の最速JRA通算100勝も達成したが、こちらは09年に三浦皇成騎手に塗り替えられている。

 そして同年11月6日には京都10R・菊花賞をスーパークリークで勝ち、19歳7カ月23日でJRA・GI制覇を果たしている。さらにこの年は113勝を挙げて関西リーディングも獲得。言うまでもなく、どちらも未だに残る最年少記録だ。

 それから7年後、再び驚異的な最年少記録が生まれる。95年7月23日、小倉3R・4歳未勝利をエールノコイビトで逃げ切り。父・武邦彦調教師の管理馬でJRA通算1000勝に到達したのだ。実に26歳4カ月9日での大台到達だった。

 これらの記録を更新するジョッキーは出てくるのか。おそらく最も可能性が高いのはGI最年少勝利記録。まずは今週の吉村誠之助騎手に注目したい。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定