
赤ちゃんとのお出かけに欠かせないベビーカー。しかし便利な反面「本当に安全なのかな?」と不安を抱くこともあるでしょう。日頃から子どもの成長についてのイラストをX(旧Twitter)に投稿しているうさかるさんも、ベビーカーに対して不安を抱いている人のひとりです。そこでうさかるさんは、「自分がベビーカーになりたい」という驚きの発想を漫画で描いたのでした。
物語はベビーカーの使用に対するうさかるさんの「なんだか危なくない?」という悩みから始まります。危ないと感じる理由のひとつが子どもとの距離が遠いことです。さらに、一般的にベビーカーは子どもが小さいうちはハンドルを持って移動させる人と対面になるように子どもを座らせられるが、成長すれば前向きで座らせる仕様です。もし子どもを前向きで座らせると、子どもの様子がまったく確認できなくなってしまうことも危険ではないかとうさかるさんは考えます。
また、ベビーカーは自分より前に子どもがいる状態で手押し移動させる乗り物です。そのため、もしも道路を歩いていて急に自転車が飛び出してきた際に、自分よりも先にぶつかってしまう可能性が考えられます。このように考えだしたら不安要素が盛りだくさんであり、うさかるさんの不安は増すばかりです。
そんな時にふと「いっそベビーカーに組み込まれたい…」というアイデアを思い付いたうさかるさんは、妄想を加速させるのでした。例えば自分自身がベビーカーと一体型になれば、両手が空くのでおもちゃであやせたり、自分ごと帆をかぶることで子供の顔が常に見えるので安心感も得られます。加えて自身の頭の方が子どもよりも前に出ているので、危険察知も可能など、うさまるさんは想像を膨らませながら日々ベビーカーを押すのでした。
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同作内で描かれたママ一体型ベビーカーは、まるでSF世界の未来ガジェットのような姿で「車輪もうさかるさんの足も地面についてるからめっちゃ早そう(笑)」や「めちゃ笑いました。でもわかる気がします…」といった賛同の意見だけでなく、「有袋類になるしか残された道は無いのでしょうか…」など、子どもの安全を考慮した結果、人体の構造から見直したいと考える意見など、さまざまな声が集まりました。同作の作者・うさかるさんにも詳しく話を聞きました。
ー「ベビーカーと一体型になる」というアイデアはとてもユニークですが、どんなことがきっかけでその考えに至ったのでしょうか?
ベビーカーを使っていると、前はもちろん危険だし、かといって後ろは目が届かないし、じゃあもう真ん中に自分が配置されるしかないやん!という考えがきっかけで生まれました。子どものことを身を挺して守れるというメリットはありますが、見た目は悪いですし、多分めちゃくちゃ身体を壊すことが予想されるのがデメリットですね。首肩腰背中脚すべてやられそうです。
ー子育ての中で、ベビーカー以外の育児アイテムについても不安を感じることはありますか?
今のところは思いつかないです。便利なアイテムたちに助けられて満足に過ごせてます!
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ー最後に、もしもベビーカーや育児アイテムを開発する立場になった場合、アイデアの段階でどのようなことに注意してプロジェクトを進めたいと考えますか?
とにかく子どもが安全で安心できること。親の身体に負担がかかりづらいこと。この2点を重視した商品づくりにしたいですね。あと使い方はできるだけシンプルで簡単にしたいです。
(海川 まこと/漫画収集家)
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