
親しい友人であっても、金銭が絡むと関係性が変わってしまうことがある。愛知県の40代男性は、失業した友人を助けようとした結果、裏切られる形となってしまった。
男性は当時の状況について、「友人が失職し、家賃が払えなくなった。 2か月滞納しており、15万ほど貸した」と説明する。(文:西荻西子)
「自宅アパートまで行ったが、家具家電はそのまま残し夜逃げしていた」
友人を心配し、決して少なくない額を貸した男性。当初は連絡が取れていたが、ある日、突然友人と連絡が取れなくなった。どうやら友人の携帯は強制解約になったようだ。
「自宅アパートまで行ったが、家具家電はそのまま残し夜逃げしていた。数か月前には居なくなったと隣人から聞く。その後は行方不明」
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結局、男性の善意は踏みにじられ、貸したお金が返ってこないばかりか、友人を失う結末となってしまった。
友人とのお金のトラブルは、金額の大小に関わらず発生する。栃木県の30代男性は、食事の支払いで納得いかないことがあった。
「友人と食事やカフェ、飲み会に行くときは、自分がおごるときがある。 金額が1000円ぐらいなので。また会社に勤めているので」
会社に勤めているから払うとは中々の太っ腹だ。しかし、当の友人は、
「おごられたときに『次に払うね』とか『次におごるね』と言って、されたことがない」
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少額とはいえ、毎回のように「次に払う」という言葉だけだと、友人への信頼も揺らいでしまうだろう。お金の貸し借りはもちろん、奢る・奢られるといったことも、気をつけるべき問題と言えそうだ。
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