卓球女子の伊藤美誠(24=スターツ)が17日開幕の世界選手権(ドーハ)シングルスでのメダル獲得を誓った。
7日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで日本代表合宿に参加。6度目となる個人戦の世界選手権へ「まだシングルスでメダルを取ったことがない。『シングルスで取りたい』と口にしてきたので、それをかなえたい。自分の手でつかみとりたい」と闘志を燃やした。
昨夏のパリオリンピック(五輪)は出場を逃したが、今年4月の男女ワールドカップ(W杯)では日本女子唯一の4強入り。世界ランキングでも日本女子4番手の9位につけている。
W杯後は休養を挟み、大型連休前から再始動。合宿には6日から合流した。この日も早田ひならと打ち合い「すごく充実した練習ができた」と明るい表情を浮かべた。
準備段階から心身ともにすっきりした状態を保つことが、好調につながっている。国際大会で現地入り後は当地の環境に適応する必要があるが「ストレスをなるべくためないようにしている。爆発じゃないですけど、発散して、試合に影響しないように準備していれば、ストレスなく卓球に励むことができる」と工夫している。
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1週間半後に控える世界舞台。「試合が始まるまでまだ時間があるので、ここでできる準備と向こうでできる準備をしっかりして試合に入りたい」と意気込んだ。【藤塚大輔】
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