クイーンズウォークなど、ヴィクトリアM1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

　5月18日(日)、東京競馬場の芝1600mで行われるヴィクトリアマイル。ここに特別登録をしている各馬が今朝7日、レースへ向けた1週前追い切りを行っている。

　前走金鯱賞で牡馬を破って重賞制覇を果たしたクイーンズウォークは朝一番のCWで川田将雅騎手が跨って単走。馬場入りから、いい意味での素軽さがあって、向正面はゆったりした走りで駆け抜けていき、4コーナーから最後の直線へ。

　軽く促される程度で一気にギアを上げてスピードアップ。ゴール前では更に加速して、時計は6F84.2〜5F68.1〜4F52.3〜3F36.8〜2F22.8〜1F11.1秒をマーク。道中きれいな加速ラップを踏んでのラストの伸びは秀逸だった。

　ビヨンドザヴァレーも朝一番のCW。菱田裕二騎手が跨り、3頭併せを最後方から追走したが、外を回ったこともあり、最後は追いつくことができずのゴール。時計は6F81.2〜5F65.2〜4F50.6〜3F35.6〜2F22.1〜1F11.1秒。併せ馬では見劣ったが、22.1秒は7日の2F時計ベスト。しかも大外に近いところを回ってのものだから価値がある。

　前走愛知杯を勝ったワイドラトゥールも北村友一騎手が跨って、朝一番のCWで単走。前半はゆったりしたラップだったが、4コーナーから加速して、最後の直線はしっかり伸びた。時計は6F83.0〜5F66.6〜4F51.6〜3F36.4〜2F22.5〜1F11.3秒。先週の坂路での追い切りもそうだったが、すごくいい雰囲気で走ることができている。

(取材・文：井内利彰)