

いまだに夫は、子どものころに受けた義両親からの仕打ちを恨んでいます。息子が生まれてから、夫の義両親へのグチが増えました。息子を見ていると、過去の自分を思い出すようです。義両親へのグチモードになると、なかなか収まらないので厄介です。

私は義両親に会ったことがないので、どんな人かもよくわかりません。夫との結婚が決まったとき、当時存命だった義母に挨拶をしたいと言いましたが、夫が頑なに拒否をするため結婚式は義母不在で挙げました。さらにその1年後、義母がガンで亡くなったときも、お葬式にすら行かせてもらえませんでした。

私なりに夫の気持ちを理解しているつもりです。夫の様子を見ていると、つらい過去の記憶はそう簡単に消えるものではないのもわかります。
もし私が義両親に会っていれば、夫の言葉をより現実的に受け止められたのかもしれません。でも義両親が亡くなっている今はそれも叶わないのです。
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【第2話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび