元同僚を包丁で切りつけたか 殺人未遂容疑で51歳再逮捕 警視庁
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2025年05月07日 14:57 毎日新聞

警視庁=米田堅持撮影 元同僚を包丁で切りつけて殺害しようとしたとして、警視庁捜査1課は7日、東京都世田谷区駒沢3の無職、杉野広延容疑者(51)を殺人未遂などの容疑で再逮捕した。
再逮捕容疑は3月26日午前5時15分ごろ、東京都大田区の道路清掃会社の敷地内駐車場に侵入し、この会社に勤務する50代男性を持参した2本の包丁で切りつけて殺害しようとしたとしている。男性は顔に全治2週間の軽傷。「殺意はなかった」と容疑を否認しているという。
警視庁によると、杉野容疑者は2013〜14年ごろ、この会社での勤務歴があり、男性と同僚だった。襲撃時、男性が大声を出したため杉野容疑者は逃走した。
男性を襲った前後、大田区のビルの一室や、約10年前に勤務していた世田谷区の測量事務所経営者の自宅を放火しようとしたとして、現住建造物等放火未遂容疑で逮捕されていた。逮捕は3回目。【菅健吾】
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