
ジノリ新CEOに就任したメディ・ベナバジ
Image by: courtesy of Brioni
ケリング(Kering)が、高級磁器ブランド「ジノリ 1735(Ginori 1735)」のCEOにメディ・ベナバジ(Mehdi Benabadji)を、メンズブランド「ブリオーニ(Brioni)」のCEOにフェデリコ・アリゴーニ(Federico Arrigoni)を5月6日付で任命した。
ジノリ 1735新CEOのベナバジは、2003年にケリングに参画。2012年から2019年にかけてグループの物流や産業活動の最高執行責任者を含む複数の役職を歴任した。2020年にはブリオーニのCEOに就任。事業再編を成功させ、ラグジュアリーメンズウェア市場における地位を強化した。ジノリ 1735でも次の成長フェーズでの貢献が期待されている。
ベナバジの後任でブリオーニのCEOに就任したアリゴーニは1996年にグローバルスポーツブランド「デカトロン(Decathlon)」でキャリアをスタートし、「グッチ(GUCCI)を経て、2006年にケリングに入社。2015年にサンローランの全世界の人事部長に就任した。直近では、2020年に「サンローラン(SAINT LAURENT)」のアジア太平洋地域の社長、2021年に最高商務責任者(Cheif Commercial Officer)に任命され、2023年7月からはサンローランの副CEOを務めていた。